お茶の効能

お茶の酸化で変色すると身体に悪いの?お茶の適切な保存方法も!

「ん?普段飲んでいるお茶が違うな」と思う時ありますよね。

私もうっかり開封済みのペットボトルの緑茶を一日ほど放置してしまい、緑茶の色が若干茶色になってしまった経験があります。

冷蔵庫に保管では無く、常温で日の当たる窓辺に置いていた為お茶が酸化し、茶色になってしまったことがあります。

その時の私は、「まあ、一日程度だし色が変わったとはいえ身体に影響は無いでしょ」とよく考えずに飲んでしまいました。

たまに、「宵越しのお茶は飲むな」と聞くと思います。そんな言い伝えを聞いたら、本当に身体への悪影響は無いのか不安になりますよね。

そこでこの記事では、主に酸化したお茶の身体への影響お茶の適切な保存方法について説明していきます。

お茶が酸化して色が変化した場合の身体への影響は?

ひろ
一晩経ったお茶で、色が若干おかしいけど飲めなくはないでしょ。
そのお茶、酸化してない?一晩経ったお茶は、あまり良くないんだよ。
ゆりあ
ひろ
え?酸化したお茶を飲むと身体に悪影響が出るの?
身体に悪影響は出ないけど、お茶の成分が半減してしまうんだ。水筒やペットボトルに入れている以上は飲み口に雑菌が繁殖しやすくなるんだよ。
ゆりあ
更に魔法瓶に熱いままのお茶を入れた場合、お茶酸化が進みやすくなりが茶色になってしまうんだ。
ゆりあ

緑茶は、日本人なら一日一杯は飲んでいるのではないかと思うほど、愛されて飲まれている茶類です。

そんな緑茶の栄養は、エネルギーの基となる糖質、たんぱく質、脂質をほとんど含まないノンカロリーです。

一方で、緑茶には

  • ビタミン類
  • カテキン
  • ポリフェノール
  • タンニン
  • テアニン
ひろ
これらの健康効果をもたらす成分が多く含まれています!

そんな豊富な成分を含むお茶ですが、お茶が酸化してしまうと成分が半減してしまいます。

また、昔から「宵越しのお茶は飲むな」という言い伝えがあります。

「宵越し」というのは、前の日に使用した「茶葉」で翌日にお茶を入れてはいけないという意味です。

これは、お茶に含まれているたんぱく質が腐敗し、消化不良下痢の原因となるためです。

お茶にたんぱく質?と思われる人いるとは思いますが、お茶の主な成分は

  • カテキン
  • カフェイン
  • テアニン(アミノ酸)
  • ビタミン
  • サポニン
  • ミネラル
  • クロロフィル
  • フッ素

 

等です。

このアミノ酸が、たんぱく質と呼ばれる成分です。たんぱく質が体内でバラバラに分解されることで出来る成分がアミノ酸です。ですのでアミノ酸=たんぱく質ということです。

このたんぱく質が腐敗(酸化)することによってお茶の成分であるカテキンの殺菌効果が半減又は消えてしまい、酸化してしまうということです。

更に、長時間お茶を放置すると、お茶の色は茶色に変化します。この状態のお茶の味は、渋みが増します。

時間が経ったお茶は香りや味は落ちてしまいますが、水筒に入れてお茶を持ち歩いたお茶を飲んでいたからといって健康を害するということではありませんので安心してください。

但し、半日から一日程度なら安心して飲めますが、流石に2~3日放置したお茶を飲むのは止めたほうが良いです。

ペットボトルや水筒は直接口をつけて飲むことが多いですので、その口部分から細菌が入って中身の腐敗が進んでしまいます。

ですので、半日は許容範囲としてそれ以上は衛生上良くないので控えたほうが良いです。

茶種による色の違いを検証!

次に茶種による色の違いについて説明していきます。
ゆりあ

1つ目に緑茶の茶種と特長についてです。

茶種  特長
玉露  青みがかった緑色
かぶせ茶  青に近い緑色
煎茶  山吹色
深蒸し茶  濃い緑色
ほうじ茶  茶色

玉露やかぶせ茶

茶畑に覆いをして光を遮って作るため、少ない光を効率的に吸収しようとして葉緑素(クロロフィル)が大量に生成されます。

これが鮮やかな緑色を作り出しています。

煎茶

煎茶は、緑茶の中で最もよく飲まれている代表的なお茶です。

お茶は、茶園で栽培した生茶を加工することによって製品となります。

黄色色素は、フラボノール配糖体フラボン配糖体によるものだと考えられています。

深蒸し茶

通常の煎茶よりも約2倍長い時間をかけて茶葉を蒸して作ったお茶を「深蒸し煎茶」または「深蒸し緑茶」と呼びます。

茶葉の中まで十分に蒸気熱が伝わるため、形は粉っぽくなりますが、お茶の味や緑の水色(すいしょく)が濃く出ます。

配糖体とは

糖と糖以外の有機化合物が結合した物質を配糖体といいます。

より具体的には、糖のアノマー水酸基が、糖でない化合物とグリコシド結合した化合物です。

グリコシド結合とは、糖と他の化合物が脱水縮合して形成された共有結合で、糖部以外の部分をアグリコン、又はゲニンといいます。

ひろ
日本語でおk

という人のために下記のサイトを参考にしてみて下さい。

3分でわかる技術の超キホン 配糖体とは?分類・性質・機能等の概要と強心配糖体の例

ほうじ茶

煎茶、番茶、茎茶などをキツネ色になるまで強火で炒って(ほうじて)、香ばしさを引き出したお茶のことです。

ほうじ機でほうじ香が出るまで、約200度で加熱し、すぐに冷却されます。炒じる(ほうじる)ことによってカフェインが昇華(個体から気体に直接変化する現象)して、

香ばしさとすっきりした味が楽しめます。

昇華について以下のサイトを見てくださるとより詳しく知ることができます。また、気化熱についても分かります。

物質の三態

2つ目は中国茶の茶種と特長、読み方です。
ゆりあ
茶種 特長 読み方
緑茶(不発酵茶) 緑色 りょくちゃ リョウチャ
白茶(弱発酵茶) 白に近い茶色 しろちゃ パイチャ
黄茶(弱後発酵茶) 酸化発酵により黄色  きちゃ フンチャ
青茶(半発酵茶) 黄褐色 ウーロン茶 あおちゃ チンチャ
紅茶(発酵茶) 赤色 こうちゃ ホンチャ
黒茶(後発酵茶) 濃い赤色 プーアル茶 くろちゃ ヘイチャ

上記の写真は、黒ウーロン茶です。黒ウーロン茶は、写真のように赤茶色です。

詳しく知りたいと思った人は以下のサイトを参照してみて下さい。

中国茶の種類

お茶の適切な保存方法も紹介!

お茶の適切な保存方法を紹介します。
ゆりあ

湿度や温度に注意!!

1つ目は湿度と温度です。

茶葉は水分を多く含んでいます。そのため、湿度や温度で劣化してしまうことがあります。

夏場は「風通しの良い場所」、冬場は「暖房器具の側には置かない」に注意しましょう。

また、湿気を吸収しやすいので多湿な場所(例えば、風呂場等)も避けましょう。

酸化に注意!!

2つ目は酸化です。

茶葉は空気に触れることで参加して品質や味が劣化してしまいます。

ですので、完全に密封できる「ジップロック」「缶ケース」などに入れて保存するのが良いです。

開閉する際の酸化を防ぎたい場合は、飲み切れる分だけ小分けにしてそれぞれの容器で保管するのがベストです。

上記の写真は缶ケースとジップロックです。画像では、ボタンが入っていますが、もう少し大きいサイズのジップロックであれば茶葉を入れることができます。

ジップロックが分からなければ参考にしてください。

未開封の場合

湿度や温度が一定に保てて、匂いや光を遮断出来て劣化を防ぐことができるため、

冷蔵庫で保管するのが良いとよく言われますが、実は冷蔵庫で保管すると味が劣化してしまいます。

理由は、冷蔵庫を頻繁に開閉するためです。一旦ドアを開けると、外の空気が冷蔵庫内に流れ込むことから一時的に湿度が急上昇し、

また、庫内に保管されている食品表面は結露します。

お茶の場合も、適切な封(シール)がされていない状態で冷蔵庫に保管された場合、短期間で劣化します。

冷蔵庫ではなく冷凍庫ではどうなのかというと、こちらも冷蔵庫同様に酸化します。

冷凍庫の場合、温度が低い分、外気との温度差が激しく、より結露が生じやすくなり、結果的に冷蔵庫と保管するのと大差がありません。

ですので、未開封の場合、常温で保存するのが良いです。

開封後の場合

開封後の場合は、ジップロックを使用する又はチャック式の袋に入れる、クリップで留めるだけでも十分です。

完全密封した容器に入れた方が良いと思われがちですが、そこまで神経質になる必要はありません。

容器に入れると、容器の匂いが茶葉につく可能性があり、味が劣化してしまいします

避けたい場所

先述した通り、冷蔵庫冷凍庫又は多湿かつ高温風通しの悪い場所です。

冷蔵庫や冷凍庫は、ドアの開閉で外気が入ってきて結露が発生し、劣化が生じるためです。

また、湿度や温度の変化に応じて茶葉は酸化してしまうので、高温多湿になりやすい場所(例えば、風呂場等)は避けましょう。

同じように風通しの悪い場所(例えば、部屋の角地や湿気が溜まりやすい場所)も避けるべきです。

まとめ

ここまで、お茶が酸化した場合の健康への影響と適切な保存方法、茶種の色の違いについて紹介してきました。

以下はまとめです。

  • 酸化したお茶は健康への影響は少ないが、衛生上飲むのは避けるべき。
  • 2~3日経過したお茶は飲まない。
  • ペットボトルや水筒の口をつける部分は菌が発生しやすい。
  • 茶種によって色は変わる。
  • 茶葉の保存場所に冷蔵庫と冷凍庫は選ばず、常温保存。
  • 酸化防止のため、高温多湿になりやすい場所は避ける。

の以上です。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

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